病気・怪我見舞い:カタログギフトをお贈りする際の冠婚葬祭マナー集
病気やけがで入院したり、自宅で療養している人を慰め、励ますのがお見舞い。健康な人は気軽に考えがちですが、病人というのは通常の状態ではなく、神経が過敏になっていたり、精神的にも不安定になりやすいもの。その点を心得ていないとせっかくのお見舞いが逆効果になりかねません。
病気・怪我見舞いの時期は?
入院直後や手術の前後は、身内や身内同様の間柄の人は別として、それ以外の人は直接の見舞いを避けるのがマナーです。
こうした時期は検査だけでも疲れますし、精神状態も気のおける人と会うのは疲れるのが普通。容姿が気になるときは家族や付き添いの人に見舞いの言葉をことづけるか、カードを託すのがいいと思います。
自宅療養の場合も発病直後は本人も家族も何かと気ぜわしいのが通常なので、とりあえず見舞い状を出すのが一番でしょう。
入院後4、5日過ぎた頃、手術の2日、3日後くらいに家族か付き添い人にようすをたずね、直接の見舞いが可能なら伺います。まだ人に会うのは無理というなら、見舞い品だけ贈ればいいでしょう。もちろんお見舞いのカードを添えます。
病気・怪我見舞いの品物は?
一般的なのは花、果物ですが、病状の定まらないうちは花のほうが無難かも。ただし量は多すぎないように。香りの強い花、どぎつい色も避けます。
花が多すぎると病室の中がむせかえるようになり、同室者にも迷惑なケースがあります。また、昔から言われているのはシクラメンのように音から「死」を連想させるもの、椿のように首が落ちる花、葬儀に使われる花は縁起を気にしがちな人には避けるのが常識でしょう。
鉢植えの花は「根つき」が「寝つき」に結びつくといって嫌われますので、長期療養者が自分で手入れしたがるようなときはいいものの、はじめのお見舞いには不向きだと思います。
できれば花びんを添えるか、アレンジされた花にすると便利です。
くだもの、ジュース、スープなどもお見舞い品の常連ですが、消化器系の疾患でなくても食事が治療法の一つになるケースが多いので、ようすがわかってからにしたいもの。近頃の果物は糖分が多く、それがいけないこともありますし、第一、量が多すぎて処分に困るという声をよく聞きます。
重い病気、手術を要するような場合は現金が一番喜ばれるでしょう。ギフトカードでもよく、「お寝間着代」などと表書きすれば目上の方へも失礼になりません。
病気・怪我見舞いののし紙は?
二度あってはならないときは結び切り、というしきたりに沿う地方では病気見舞いは紅白五本の結び切りですが、中にはお見舞いは何回贈ってもいいからと蝶結びを使うデパートもあります。
先方が気にするデパートもあります。先方が気にするタイプだったり、関西地方の方には結び切りが無難でしょう。


